オフィスチェア選び方 重要な3つのポイント
「オフィスチェアの購入を検討しているけれど、何を基準に選んでいいかわからない・・」
そんなお悩みをお持ちの方に向けて、選定のポイントを素材・背の高さ・機能の3つに分けてご紹介いたします。
素材について
素材は大きく分けて3つのタイプあります。特にメッシュ・クロスは好みが分かれますが、それぞれのキーワードをぜひ参考にしてみてください!
メッシュタイプ
通気性がよく、夏場でも蒸れにくいタイプです。またメッシュが身体に沿ってくれるので、フィット感があります。クロスに比べるとお手入れもしやすく、最近のオフィス業界のトレンドはメッシュタイプといえます。
▼キーワード
通気性・フィット感・スタイリッシュ
クロスタイプ
カラーバリエーションが豊富で、クッション性が高いタイプです。他と比べておしゃれな色・素材の張地が多いため、デザイン性も優れているシリーズが多い印象です。
▼キーワード
クッション性・カラー豊富・かわいい
レザータイプ
高級感があるので、エグゼクティブルームや会議室で採用されることが多いタイプです。
通気性がよくない反面、汚れなどには強くお手入れはしやすいです。
▼キーワード
高級感・エグゼクティブ・お手入れが楽
背の高さについて
背もたれの高さは大きく分けて4つのタイプがあります。
●エクストラハイバック
腰~頭部まで身体全体をサポートしてくれるので、リラックスしながら長時間作業するのに適しています。昨今のリモート業務の定着により在宅チェアとしても人気です。
●ハイバック
腰~肩までサポートされるため、座り心地がよくエクストラハイバック同様、長時間利用してしていても疲れにくいタイプです。ほとんどのシリーズから展開されており、当店でも一番売れています。
●ミドルバック
腰~肩甲骨までサポートされるタイプです。小回りが利くので、立ったり座ったりする作業のある方に向いています。
●ローバック
腰のみサポートがあるタイプです。オフィスだけではなく、お子様の学習チェアとしてお求めいただくこともあります。
機能について
最近のオフィスチェアはリクライニング機能や昇降機能は標準搭載になってきていますが、それ以外にも便利な機能がたくさんあります。ここでは重要なポイントを4つ紹介します。
ランバーサポート機能
腰椎があたる部分を調整できる機能です。
普段腰の部分に違和感を感じて、クッションなどで調整されている方へ非常におすすめの機能です。シリーズによっては後付けできるものもあります。
座奥調整機能
座の前縁部を伸縮することができる機能です。
脚裏の圧迫感を軽減できるのでむくみ防止につながり、長時間座って作業する方におすすめの機能です。
肘の機能
●肘の種類
アジャスタブル肘とは「可動肘」という意味です。メーカーによってはアジャストアームと呼ばれる場合もあります。
そのほかは形状・材質が異なる固定肘になります。執務用には可動肘、会議室用には固定肘を選定されるお客様が多いです。
※シリーズによって肘の展開種類は異なります。
●アジャスタブル肘(可動肘)のイメージ
一般的に上下の高さを変えられる肘はアジャスタブル肘、さらに上下左右の高さと角度を変えられる肘をフルアジャスタブル肘ということが多いです。
※シリーズによって名称の定義が異なる場合があります。
※画像の数値は一例です。シリーズによって異なります。
キャスターの種類
キャスターは利用場所の床の材質によって合うものが異なります。見た目はあまり変わりませんが、想像よりも座り心地に影響するため、利用場所に合わせたキャスターの選定はとても重要です。
●ナイロンキャスター
カーペット床など柔らかい床やクッションフロアなど滑りづらい床向き
●ウレタンキャスター
木質のフローリングなど硬めの床向き
おすすめのチェア5選
Sylphyシルフィー (Okamura)
「座った瞬間に良さがわかるチェア」
身体を全体を包み込んでくれる感覚が心地よく、疲れづらいモデル。一般的なリクライニング機能(後傾)だけではなく、前傾姿勢にも対応しています。発売以来ずっと人気で、当店でも1番売れているオフィスチェアです。
販売価格:8万円台~
Contessa secondaコンテッサ セコンダ (Okamura)
「待ってでもほしい、ロングセラーチェア」
形状のうつくしさと世界クラスの強度、座りやすさを実現したモデル。ハイクラスながら根強い人気があり当店でもよく売れています。受注生産のため、納品までに1カ月半ほどかかりますが、待ってでも欲しいとお求めいただくことがとてもに多いです。
販売価格:18万円台~
Reflekリーフレク (UCHIDA)
「どんな体格の方にもフィットするチェア」
背のくびれからシャープさを感じさせる洗練されたモデル。多様な体格にフィットする調節機能がついているため、座る方を選ばず、フリーアドレス運用のオフィスでも多く採用されてます。張地もトレンドカラーを取り入れているため、家のインテリアにもなじみやすいです。
販売価格:5万円台~
Wizard4ウィザード4 (KOKUYO)
「腰部のサポートにこだわったチェア」
安定した座りごこちにこだわったコクヨのロングセラーモデル。ランバーサポート機能が標準装備されています。サステナブル設計にもなっており、汚れやすい背クッションと座クッションは有償にて交換可能です。
販売価格:4万円台~
Anyzaエニーザ (UCHIDA)
「リーズナブルでカラフルなチェア」
内田洋行でよく売れているローバックモデル。ローバックモデルの中では明るい色の張地が多く、別製対応にはなりますが、汚れやすい座部分をブラック張地にすることもできます。
販売価格:2万円台~
まとめ
オフィスチェアの選び方を素材・背の高さ・機能の3つの点からご紹介しました。
オフィス家具の中でも、オフィスチェアはさまざまなモデル・機能があるので、何を選べばいいか悩んでしまいますが、ぜひこちらで紹介したポイントをチェックしながらで選んでみてください!