夏のオフィスでつらい「冷え」今日からできる4つの対策

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はじめに

オフィスの冷房で手足や下半身が冷えて困る…そんな「冷え性」の悩みを抱える人は少なくありません。働く女性の約6割が冷えに悩んでいるとされ、近年では男性にも広がりつつあります。体が冷えると、夜の睡眠の質が落ちたり集中力が続かなかったりと、業務パフォーマンスにも影響を及ぼします。本記事では、特に冷房が効きすぎがちな「夏のオフィス」で取り入れたい、簡単&実践的な冷え対策を4つご紹介します。

夏のオフィスで出来る冷え対策4選

1. 服装の工夫で冷えをブロック

オフィスでは、重ね着で体温調節しやすい服装が基本です。ポイントは「薄手×重ね着」。薄手のインナーに羽織り物を合わせることで、体温に合わせて調整がしやすくなります。特に足元は冷えやすいため、レッグウォーマーやひざ掛けを使って下半身の冷えを防ぎましょう。カーディガンやストールをデスクに常備しておくと、急な温度変化にも対応できます。

2. 温かい飲み物で内側からポカポカに

冷たい飲み物は内臓を冷やし、全身の冷えにつながることも。エアコンの効いた室内では、温かいお茶や白湯、生姜入りの飲み物などをこまめに飲むことで、体の内側から温まります。魔法瓶に入れておけば、席を立たずにこまめな水分補給ができ、冷え対策としても有効です。

3. 空調やデスク環境の見直し

席の位置を変えてエアコンの風が直接当たらないようにしたり、風向きを調整するだけでも体感温度が変わります。またエアコンに「ハイブリッドファン」を取り付けることで、風を分散し空調のムラを防ぐことができます。これによりエアコンの効率も高まり、冷えすぎ防止と省エネ効果の両立が期待できるのでおすすめです。当店でもお取り扱いしています。

※ハイブリットファンのサイト掲載はありません。フォームよりお問い合わせください。

4. 座りながら“じんわり運動”──コクヨ『ing』チェアの活用

長時間座りっぱなしでいると、筋肉が動かず血流が滞り、冷えの原因に。特に足元やお尻まわりが冷えやすくなります。そこでおすすめなのが、コクヨから発売されている座りながら身体を動かせるingチェアです。

ingは“動く椅子”

コクヨのオフィスチェア『ing(イング)』は、座面が360°自由に揺れる構造。バランスボールのように、座っているだけで自然に体が揺れ、無意識のうちに体幹や脚まわりの筋肉が使われます。

座りながら血行促進

微細な動きで血流アップが期待でき、足元の冷えが和らぐ効果も。コクヨの試験では、約4時間の使用で1.5kmのウォーキングに相当するカロリー消費が確認されています。

無理なくできる“ながら対策”

他の冷え対策と組み合わせて、座っている間も自然に温める。「運動する時間はないけれど、冷え対策はしたい」という方にぴったりのチェアです。

おわりに

夏の冷房がきいたオフィスでは、思っている以上に体が冷えてしまいます。今回ご紹介した4つの方法は、すぐにでも取り入れられるものばかり。とくにingのような「自然に体が動く椅子」は、働きながら冷えにくい体づくりをサポートしてくれます。ぜひ、自分に合った冷え対策を見つけて、快適なオフィスライフを過ごしてくださいね。

◆参考文献◆

・厚生労働省「女性の健康支援」

・日本産業衛生学会誌:デスクワークと冷えの関係

・コクヨのリサーチレポート(消費カロリーデータなど)

・ハイブリッドファン公式サイト