ミーティングテーブル、どう選べばいいの?
会議室やミーティングスペースは社内外のコミュニケーションにおいて重要な場所です。
今回はミーティングテーブルの選び方を「サイズ・形状・カラー」の3つのポイントからご紹介します。
サイズ選びのポイント
幅(W:ワイド)
一人あたりに必要な幅の目安は以下の通りです。
理想的なサイズ:幅750mm程度
最低限確保すべきサイズ:幅600mm以上
ゆったりと使えるサイズ:幅900mm以上

※脚間寸法にご注意ください※
会議テーブルの幅を選ぶ際は、脚間寸法(脚間の長さ)に考慮する必要があります。
天板の両端よりも内側に脚が設置されるため、天板幅よりも脚間寸法が短いテーブルがほとんどです。
選定する際は必ずチェックするようにしてください。
奥行(D:デプス)
奥行は片面タイプと両面タイプのテーブルによってサイズのラインナップが異なります。
それぞれのタイプに分けて、選定基準のポイントをご紹介します。


① 片面タイプ
主に「奥行450mm」「奥行600mm」の2サイズから選ぶことができます。A3資料またはノートPC1台程度あれば、450mmで十分です。それ以上に資料やものを複数置くことが想定される場合は、600mmを選定するとよいでしょう。
② 両面タイプ
主に「奥行750mm」「奥行900mm」「奥行1200m」の3サイズから選ぶことができます。対面で座ることになるため、何を置くかという物理的な視点以外に心理的な部分にも考慮が必要です。パーソナルスペースの観点からは以下のように分類されています。
●社会距離(1.2m~3.5m):個人的な関係ではないが、知っている相手との距離
商談や社外の人とのミーティングなどが該当します。
⇒「奥行1200mm」がおすすめ
●固体距離:(45cm~1.2m):友人や会社の同僚など親しい相手との距離
同僚とのミーティングや食事が該当します。
⇒「奥行900mm」がおすすめ
設置するスペースが取れない場合は750mmも含めて検討しましょう。
形選びのポイント
円形タイプ
円形テーブルは、会話や意見交換を促し参加者同士の距離感を近づける効果があります。「〇人用」という使用人数に囚われにくいため、気軽に人が集まりやすく、さくっと打合せをしたり、リラックスしながらコミュニケーションをとったりするのに最適です。
▼利用シーン
オープンスペース、休憩スペース

正方形タイプ
正方形のテーブルは、単独では少人数で、組み合わせれば多人数でも活用できます。片側ソファの場所でも採用されることが多く、休憩スペースから会議室まで汎用性が高い形状です。
▼利用シーン
休憩スペース、少人数打合せ

長方形タイプ
ミーティングテーブルといえばイメージしやすい長方形タイプ。幅にもよりますが、テーブル中央にホストが配置されやすいため、お客様や決裁者が参加する会議やプレゼン時にとくに適しています。
▼利用シーン
来客室、会議室、役員室、プレゼンルーム

フラップテーブル(スタックテーブル)
研修や会議など様々なシーンに対応しているタイプ。天板を折りたたんで収納できるため、小スペースでの収納も可能です。島型、コ型、ロ型、円型など用途によって組み合わせることでフレキシブルに活用できます。全員の表情を見ながらコミュニケーションがとれることで活発な会話や議論を促します。
▼利用シーン
研修室、セミナールーム、大会議室

多角形・楕円
最近、カジュアルなコミュニケーションの場で活躍しているタイプ。図のようにさまざまな組み合わせでレイアウトできます。天板を畳むことができるフラップタイプもあり、スペースを有効に使えます。
▼利用シーン
ディスカッションルーム、オープンなコミュニケーションスペース



カラー選びのポイント
ホワイト
清潔感や明るさを演出してくれるカラー。部屋を広く感じさせる効果があり、コンパクトな部屋やスペースに設置する際におすすめです。他のどんな色と合わせても調和がとれます。

ナチュラルウッド
温かみや自然な雰囲気を演出してくれるカラー。落ち着いた空間を作り出し、リラックスしながらのコミュニケーションに役立ちます。ただし、明るい木目を多用しすぎると空間の印象がのっぺりしてしまうので、バランスを見ながら取り入れるとよいでしょう。

ダークウッド
クラシックで上品な印象を醸し出し、フォーマルな雰囲気を演出してくれるカラー。重厚感や高級感を連想しやすく、応接会議室やエグゼクティブルーム等で採用されることが多いです。ダークウッドは部屋全体を引き締める効果がありますが、使いすぎると暗い印象になってしまうこともあります。壁面の色や照明とのバランスを考慮しながら取り入れることができれば本来の良さが発揮できます。

ブラック・グレー
シックでモダンな雰囲気を演出してくれるカラー。トレンド感を出したいときにもおすすめです。ダークウッドの天板は明るめのチェアと合わせると少し浮いてしまいますが、ブラックやグレーの天板はどんなカラーのチェアと組み合わせても洗練された印象になります。以前は天板に指紋が付きやすいことがネックでしたが、最近ではほとんどのメーカーが指紋レスタイプを採用しているので取り入れやすくなりました。

おすすめのミーティングテーブル7選
notio2 (ノティオ2)|UCHIDA
LEMNA (レムナ)|UCHIDA
INITIA (イニシア)|KOKUYO
Region (リージョン)|KOKUYO
Marca (マルカ)|OKAMURA
まとめ
ミーティングテーブルの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。「サイズ・形状・カラー」の違いで印象や用途が変わりますので、それぞれのシーンに合わせたご選定の参考にしてみてください!
