はじめに
会議が終わったあとの、なんともいえない“ぐったり感”。「議題が多かったからかな」「気をつかうメンバーがいたからかな」、もちろん、それらも大きな要因です。でも実はもうひとつ、“座り心地”や会議中の身体環境が関係しているかもしれません。今回は、意外と見落とされがちな「会議チェアの選び方」のヒントをお届けします。

会議が疲れる“もうひとつの視点”
会議中、こんなことありませんか?
長時間座っていたら
腰やお尻が痛くなってきた
チェアのギシギシ音が
気になって集中しにくい
会議の後半になると、
無意識に姿勢が崩れていた
こうした“ちょっとした不快感”が、知らず知らずのうちに集中力の低下やストレスにつながることも。
チェアや周辺環境の快適性は、会議全体の「過ごしやすさ」に影響している可能性があります。
会議を快適にするために見直したい3つのポイント
1.長時間でも疲れにくいチェア設計
会議が1時間以上に及ぶ場合、背もたれや座面のサポート力が大きく影響します。体圧を分散する構造や、背中をしっかり支えてくれる設計のチェアなら、座り疲れを軽減できます。

2.音が静かで、会話の妨げにならない
「ギーッ」「ミシッ」など、チェアの音が気になって会話に集中できなかった経験はありませんか?静音性の高いチェアを選べば、場の空気を乱さずスムーズな会議進行がしやすくなります。

3.動きやすさと空間へのフィット感
会議室は、出入りやレイアウト変更が頻繁な場所。軽量で移動しやすいチェアや、スタッキング(重ね置き)できるチェアは、スペースの柔軟性を高めてくれます。

スタッフおすすめの会議チェア5選
Sylphy シルフィー |OKAMURA
シルフィーは、座る人に合わせて背もたれのカーブを2段階で調整できる「バックカーブアジャスト機構」を搭載。小柄な人にも大柄な人にもフィットし、快適な姿勢をサポートします。前傾姿勢を支える機能や異硬度クッションなど、長時間の会議でも疲れにくい工夫が満載。静音性や操作性にも優れており、集中力が求められる会議シーンにも最適な一脚です。

Nimbus ニンバス |UCHIDA
ニンバスは、軽やかなシルエットと快適な座り心地を両立したメッシュチェア。3層構造の座クッションと腰を包み込む背メッシュが、長時間の着座でも快適さを保ちます。さらに、体格に合わせて細かく調節できるアジャスタブル肘が、正しい姿勢をサポート。肩や首の負担を軽減しながら、集中力を持続できる設計で、現代のアクティブな働き方にフィットする一脚です。

Floris フローリス | OKAMURA
フローリスは、シンプルで洗練されたデザインと、豊富なカラー・脚タイプのバリエーションが魅力。どんな空間にもなじみやすく、会議室の雰囲気を柔らかく演出します。背もたれのカーブと厚みがしっかり身体を支え、快適な座り心地を実現。視覚・触覚ともに心地よさを感じられる一脚です。

vertebra03 バーテブラ03 | ITOKI
バーテブラ03は、姿勢に合わせて背と座が自然に連動する設計で、身体にやさしくフィットする座り心地が特長。人間工学に基づく快適性に加え、拡張性とフレキシビリティを備えた設計で、ワークシーンに自在にフィットします。有機的で美しいフォルムは、カラーや素材のカスタマイズも可能。洗練された佇まいで、空間全体の印象も高めてくれる会議チェアです。

Hemming ヘミング | KOKUYO
ヘミングは、洗練されたデザインと最新トレンドのカラーリングが魅力。片手で扱いやすいハンドルや立ち上がりやすいシート形状など、ユーザー視点から生まれた細やかな工夫が随所に。さらに、再生樹脂の活用や分解設計によって環境にも配慮。使いやすさ・美しさ・サステナビリティを兼ね備えた、次世代の会議チェアです。

会議の“チェア”に目を向けてみる
会議の疲労感にはさまざまな要因がありますが、そのなかでも「チェアや身体環境」という視点を持つことで、無意識のストレスを減らすヒントが見つかるかもしれません。快適なチェアを取り入れて、集中力と発言の質を高める会議環境づくり、はじめてみませんか?
